要素整備度評価が終わったら,次に,業種別,経営状況別(黒字企業か赤字企業か再生企業か選択する),売上,現状営業利益を確認する。
① 業種選択
建設業,製造業,情報通信業,運輸業,卸売業,小売業,不動産業,飲食業、宿泊業,サービス業から選択する。
② 状況選択
経営の状況を表すもので、黒字企業,赤字企業,再生企業(債務超過企業)から選択する。
③ 売上
売上は,現状の数値を入れ、3年後も同じ売上で計算したほうがわかりやすい。なぜなら売上が伸びれば、営業利益も伸びる可能性が高いからである。
しかし、真に経営革新の向上によって、営業利益がどの程度伸びるかを知る
には,3年後も同じ売上で,どの程度向上するかを見たほうが理解されやすい。
④ 営業利益
要素整備が向上し,現在の営業利益からどの程度向上するかを見るのであるが、ここでは現在の営業利益(または営業赤字)を確認するだけである。