アイデア次第で可能性が広まる
商品企画のアイデアがある程度まとまった段階でもヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源の有効活用でさらにブラッシュアップできれば、 画期的な商品に仕上がる、お客様が商品を買いやすい環境になる、商品のブランド価値が高まるなどのメリットが出てきます。 そのメリットが加わることで、商品に付加価値がついて競争力を強化できます。
付加価値を高めていける経営資源の活用方法の事例としては、 ヒトであれば人脈を生かした事業提携監修など、モノであれば既にある自社商品を組み合わせたビジネスモデル構築、カネであれば資金力を活かした高級感ある演出・サービスへの投資、 情報であればとっておきの情報をお客様だけに提供するなどが挙げられます。
集客力のアップを狙って付加価値をつける
実は、 商品やビジネスモデルに付加価値を加えるアイデアを出すこと自体はそれほど難しくはありません。 しかし、 付加価値の付け方を間違えると全く集客できないケースもあります。その理由は、お客様に商品の付加価値が魅力的に見えていないからです。つまり、付加価値の加え方が間違っているのです。例えば、日本ワインを原材料に使用したクッキー商品であれば、その特徴である日本ワインをアピールしてワイン愛好家に買ってもらえる仕掛けをしていきます。付加価値の付け方の一例としては、 有名なソムリエの人脈を活用し、クッキーの監修をしてもらうことでワイン愛好家が興味を持ちやすい商品にブラッシュアップしていくことが挙げられます。
ざっくりと言うと
□組み合わせ次第でメリットが生まれる
□商品やビジネスモデルの競争力が強化される
□アイデアを加える時は集客も考慮する
