ビジネスの成否を左右するので慎重に決める
1つのビジネスに対して、商品が1つしかないビジネスモデルはほとんどありません。 複数の商品を品揃えして、消費者ニーズに対応できるように準備する会社が大半です。 しかし、商品数を増やせば増やすほど、比例して売上が大きくなるわけでもありません。 むしろ、 むやみに品揃えだけを増やしても、売上が全然上がらない可能性の方が高いと言えます。
このような売れないビジネスになってしまう一番の原因は、事業コンセプトに基づいた主力商品がないことです。 主力商品の役割は、お客様を集客することと売上 利益に貢献できることであるため、お客様が買いたいと思う魅力的な商品を
企画しなければなりません。
事業コンセプトを実現するための商品
主力商品が魅力的であり売れることは大切ですが、事業コンセプトを実現するための商品でなければ、そのビジネスで売る意味がありません。 事業コンセプトはビジネスの存在意義を示しており、その存在意義をカタチにしたモノが主力商品なのです。
例えば「創作たこ焼きのフルコースメニューでたこ焼きファンに新たな美味しさと楽しさを届ける」という事業コンセプトに対する主力商品は、 たこ焼きでフルコースメニューを企画することになります。 そして、 たこ焼きのフルコースメニューが集客・売上・利益に貢献できるように企画・設計することが商品戦略です。特に新規事業・起業独立の場合は、主力商品によってビジネスの成功・失敗が決まると言っても過言ではないため慎重に決めなければなりません。
ざっくりと言うと
□事業コンセプトに基づいて企画する
□集客・売上・利益に貢献できるようにする
□事業コンセプトの存在意義をカタチにする