手間暇を惜しまず確認作業を繰り返す
自分自身の中で、主力商品を明確にイメージできていたとしても、そのイメージを文字だけで第三者に伝えるのは大変難しいことです。そしてイメージが伝わっていない状態のまま、主力商品の素晴らしさをどれだけアピールしても第三者の心に響かない可能性があります。このような状態を避けるため、商品イメージのイラストを描き起こしたり、仮デザインを考えてパッケージ案をつくったり、WEBサイトならTOPページのデモ画面をつくるという作業を行います。
商品イメージを目に見えるカタチにする作業は手間暇がかかりますが、実際に商品開発をする段階で絶大な効果を発輝します。文字だけで商品イメージを伝える場合は関係者各自の価値観・感じ方によって方向性がブレることが多いため、開発段階でのすり合わせや確認作業を何度も繰り返すことになるのに対して、主力商品に対するイメージが統一されるため開発作業がかなりスムーズに進行します。
絵に描けないイメージは商品化できない
商品に限らずモノをつくる時は、そのイメージを絵に描く工程からはじまります。完成形を関係者で共有する目的もありますが、頭の中にあるイメージはぼんやりしているために絵に描いて具体的にするのです。もし主力商品を絵に描けないとしたら、まだ商品イメージが固まっていない証拠です。このような場合は、次頁以降の販売タ一ゲット・商品名・販売価格など商品戦路を決定した後、主力商品のイメージを描いてください。本来は商品イメージのイラストを準備しなければ、思い通りの商品をつくることができないと覚えておいてください。
ざっくりと言うと
□文字だけで伝えるのは大変難しい
□イメージを統一するためにイラスト等を活用する
□イラストがなければ、思い通りの商品をつくれない