販売ターゲットを具体的にイメージする
売れる商品を開発するポイントの1つとして、販売ターゲットを絞り込み、その販売ターゲットの人物像レベルまで具体的にイメージすることが挙げられます。人物像レベルまでイメージすることで、ライフスタイル・所有物・趣味嗜好まで推測することができるため、売れるためのポイント・売るために最適な営業方法を考えることができます。
プロファイリングを商品戦略・営業戦略に活かす
販売ターゲットを人物像レベルまで落とし込むお薦めの方法としてプロファイリングがあります。簡単なプロファイリングのやり方は、頭の中でぼんやりしている販売ターゲットについて、年代・地域・性別・職業・年収・ライフスタイル・所有物・趣味嗜好等について、それぞれ具体的に書いていきます。多くの項目について書き出すことで、販売ターゲットの人物像が明確になっていることに気づくと思います。
例えば、日本ワインを材料にしたクッキー商品を開発するため、ワイン好きの30代女性を販売ターゲットに見据えてプロファイリングした時、「ワインを好む30代女性が上品なイメージのファッションが好きで、ワインを飲めるお酒落な飲食店へよく行く」ことが分折できたとします。この結果からクッキ一商品のデサイン性は、これらファッション・飲食店のデサイン性・雰囲気に近づけることで販売ターゲットの興味を惹きやすいように企画していきます。また、「カフェ・ファッション系の雑誌を月1冊以上購入する」ことが分折できれば、営業戦略では関連雑誌への広告掲載を検討していくことになります。
ざっくりと言うと
□販売ターゲットを人物像レベルまで落とし込む
□売れるためのポイントや最適な営業方法が見つかる
□ライフスタイル・所有物・趣味嗜好まで推測する
