体験モニターによって客観的評価を得る
商品分類によって実施することが難しいケースはありますが、可能であれば体験モニターを実施して商品に対する客観的評価を得ておくべきです。体験モニターとは、商品の試作品を実際に体験していただいてアンケート調査を取ることです。アンケート調査の結果に基づいて、商品の販売価格・デザイン・品質等を見直し、 消費者ニーズに対して満足度の高い商品に仕上げます。
モニター参加者は販売ターゲットに限定する
体験モニターを実施するときは、 参加者の人数よりも参加者が狙っている販売ターゲットに当てはまることが重要です。
販売ターゲットの客観的評価と消費者ニーズを得るために実施しているので、当てはまらない参加者ばかりでは実施する意味がほとんどありません。
アンケート結果は点数表示できるようにする
体験モニターで得たアンケート結果は、 販促ツールに上手く利用すれば販売ターゲットに響きやすい営業効果があります。モニターを体験した人と販売ターゲットが同じ属性であるため、アンケート結果の言葉が響きやすいのです。 また、アンケートでは自由に記入できる感想欄以外に5段階評価、3段階評価など採点をしてもらえるようにしておくと、 商品に対する評価を数値で表現できるメリットがあります。
試作品を作って体験モニターを開催すれば、当然それなりの費用が発生しますが、満足度の高い商品に仕上げることかでき、さらに売りやすくなるネタまで獲得できるため、可能な範囲で実施したいところです。
ざっくりと言うと
□客観的評価と消費者ニーズが把握できる
□必ず販売ターゲットに属する人を参加者にする
□アンケート結果に基づいて、試作品を満足度の高い商品に仕上げる