強みと弱みの基本的な考え方を知る

商品の強みがそのまま事業戦略になる場合も

ビジネスの強み・弱みと言えば、商品自体の強み・弱みをイメージする人が多いですが、 事業戦略を考える場合は商品だけではなく、 会社 (組織) に関する強み・弱みを分析することも重要な要素となります。 しかし、事業をはじめたばかりの段階は、 会社 (組織) よりも商品に焦点をあてて“売れる”ことに特化して事業計画書を書きます。 この理由は、事業規模が小さい段階では組織もごく少人数であることが多く、商品が売れない = 会社の倒産撤退に直結するためです。
しかし、 商品に特化するから、会社の強み・弱みを分析しなくてよいわけではありません。 商品が売れたら次の事業展開に進んでいくため、 最初から主力商品・会社 (組織) の弱点を克服する方法を見据えた戦略を展開していくべきです。

商品の強みに特化した戦略を考える

事業規模が小さい段階で売れることに特化する場合は、商品の強みを最大限に活かす事業戦略に全ての経営資源を注ぎ込みます。 そのため、 商品の強みによって発揮できる競争力・訴求力のポイントがわかれば、そのポイントに集中することが事業戦略となります。 結果的に事業コンセプトで表現している強みと同じニュアンスになりますが、これは事業コンセプトの実現に集中した一点突破型のビジネスの特徴です。
たこ焼き店の事例では、「リーズナブルなたこ焼きを高級志向転換で差別化」という文言が事業戦略を示しています。この戦略に従って、普通のたこ焼きと違う高級たこ焼きをウリにした商品戦略、差別化をアピールする営業戦略に説明を繋げていきます。

ざっくりと言うと
□商品・企業の強みと弱みから事業戦略を考える
□事業規模が小さい段階では、 商品の強みに特化した事業戦略が多い
□商品の強みで発揮できる競争力・訴求力が事業戦略になる

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