確信できる根拠で堅実な計画を練る
販売価格と営業フローに基づいた売上計画を試算した後は、事業計画書の売上計画のページを作ります。
販売数量・売上目標・根拠数値を記載する
一番簡単な方法は、事業計画の期間における月別の販売数量と売上目標を時系列の表にして掲載しておくことです。しかし、事業計画の期間が長くなれば書類が見づらくなるため、別紙として期間中の月別売上計画の試算書類を準備しておき、事業計画書には年単位の数値を表やグラフで掲載すると分かりやすくなります。 なお、売上高を根拠づける関連数値があれば、その情報も整理して掲載しておきます。 例えば、 メルマガ会員からの売上を見込む場合は、その会員数は関連する大事な数値だと言えます
根拠を説明して堅実な売上計画をつくる
月別の売上計画を参照すれば読み取れる数値だとしても、売上目標の根拠となる重要な数値は必ず記載してください。売上目標だけを見ても、その目標が達成できる可能性を判断しづらいため根拠を添えておきます。この根拠の設定は、売上計画を試算する人の考え方や経験値によってアプローチが変わりますが、「この数値なら間違いなく達成できる」と確信できる根拠にしておくことが堅実な売上計画に繋がります。なお、売上目標は根拠の数値を仮定して積み上げて作り上上げています。そのため、 実際にビジネスを動かした後で、この根拠数値が正しかったのか明らかになります。 この根拠数値の精度を検証して見直すことで、 営業戦略・売上計画を精度を高めて軌道修正することができます。
ざっくりと言うと
□売上目標と販売数量は、時系列の図表にする
□「達成できる」と確信できる根拠を示す
□事業開始後、根拠数値を検証して軌道修正できる