製造原価と利益率を計算する

製造原価計算書で売上原価・利益率を試算する

売上計画・生産能力を決定して、日々の生産個数が把握できると原材料の仕入金額がわかるので売上原価を試算できます。試算方法は、「売上原価=生産に必要な原材料の仕入金額÷生産できる個数+パッケージ費用(1個)」です。原材料と商品パッケージ費用の見積を取得しておけば、難しい作業ではありません。
売上原価が決まれば、次に利益率を出しておきます。この利益率の数値で“儲かる商品なのか?”が確認できるため重要な数値です。利益率は「利益率(%)={(販売価格一原売上原価)÷販売価格}×100」で出せます。それぞれの商品分類で利益率の相場がありますので、その数値と比較して利益率が高いか低いかを判断してください。

原材料の内訳を明らかにする
売上原価の金額について根拠を示すためには、原材料の内訳とその仕入金額を明らかにします。まず、原材料の仕入金額が、薄力粉は10箱つくるための金額なのに、卵は5箱つくるための金額だと売上原価の試算はできません。そのため、製造原価計算書では対象となる商品と生産ロットを決めます。

商品が完成するために必要な費用も入れる
原材料の他、商品として販売するためにはパッケージ資材が必要であるため、その費用も原材料と同様の考え方で試算します。また、日本ワインを使用したクッキー商品で有名なソムリエに監修してもらう場合、その監修料が発生します。
販促経費として計上することもありますが、この商品が売れるための絶対条件の位置付けで売上原価にしています。

ざっくり言うと
□売上原価、利益率の根拠を説明する際に役立つ
□対象となる商品と生産個数を基準として記載する
□商品に必要なパッケージ費等も記載する

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