業務フローをつくる3つのメリット
業務フローをつくることのメリットは、主力商品の販売体制が設計できていること、各部門の業務ボリュームが把握できること、そしてビジネスの手離れが良くなることの3つです。
主力商品の販売体制でビジネスモデルの精査
販売体制について何ら取り決めをせずに事業をはじめると現場が混乱してしまいます。このような事態を避けるため、販売体制の業務フローは事前につくっておくべきです。また、業務フローを書き起こすことで、ビジネスモデルの欠点を発見できる場合もあります。実際の営業を意識して業務フローを書き起こし、ビジネスモデルが問題なく稼働できる設計であることを精査しておきます。
業務ボリュームの把握で必要な人数がわかる
ビジネスは、全ての部門が同じ業務ボリュームになるわけではありません。そのため、業務フローをつくり、各部門の業務ボリュームが的確に掴めるようにします。その結果、運営体制に必要な人数が明確になるため、人件費の計算がしやすくなります。
ビジネスの手離れがよくなる
業務フローをつくることで業務担当の振り分けと権限の委譲ができるようになります。簡単に言えば、「●●さんは、この業務の■■の部分は貴任を持って仕事をしてもらう」という状態にできるのです。また、業務フローに基づいて業務が動くため、経営者からビジネスが手離れできる体制をつくれます。その結果、経営者は売上を伸ばすため仕事や経営に専念できるため、強い組織をつくり上げることができます。
ざっくりと言うと
□ビジネスモデルの欠点を発見できる
□各部門の業務に必要な人数が明確になる
□業務担当の振り分けと権限の委譲ができる