「人材育成目標」に必要な三つの項目
「経営計画」で三つあるブロックの最後が「人材育成目標」です。
これまで1000社以上の「経営計画」を見てきましたが、「人材育成目標」を盛り込んでいたのはわずか2社だけしかありませんでした。
会社の将来の「ビジョン」を達成するためには人材の成長は不可欠です。そう考えると、「人材育成目標」は欠かせないものであり、会社の成長目標と同時に「経営計画」のなかで明確にすべきものなのです。 「人材育成目標」を明確にするには、三つの項目が必要です。 「現状の人材レベル」 「5年後の社員人材像」 「ギャップを埋めるための課題」です。
まず、「現状の人材レベル」で今の人材の強みと弱みを把握します。 次にこれをふまえ、「5ヵ年事業計画」を達成し、 「ビジョン」を実現できる人材のレベルを「5年後の社員人材像」として定めます。
そして、ここまで成長するための「課題」を洗い出します。