「5ヵ年事業計画」で、「ビジョン」実現までの業績目標が明確になりました。次は、どうやってこの業績を達成するのか、その手段、手法を明確にします。
これが「戦略」です。具体的には、1~3年先の業績目標をもっとも効果的に達成するための「打ち手」を「戦略」として明確にします。したがって「戦略」の実行と進捗管理が業績目標達成の大きなカギとなります。そのため「戦略」がしっかり立案、実行できていないと「ビジョン」への到達が遠のいてしまいますし、理念の実現なんて夢のまた夢ということになってしまいます。ところが、中小企業はこの「戦略」の立案、実行、進捗管理が非常に苦手です。
そこで、みなさんがこの「戦略」を立案するときにかかる手間をなくしました。
中小企業の「戦略」はみな共通だからです。私がコンサルティングをしてきた約450社の中小企業で、業種や業態、地域などにかかわらず、そこで作成し、成果を上げた「戦略」はその半分以上が結果として、まったく同じものでした。この実体験にもとづいて、そのまま実行すれば、成果に直結する「戦略」をご紹介しました。
繰り返しますが、「戦略」をそのまま選んで実行すること。 これがあなたの会社の「ビジョン」と目標を達成する最短距離です。